身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

腹痛

19時、胃痛、胃薬を飲む
20時、通常量の睡眠薬を飲む
20時半頃、眠る
22時半、咳と腰痛で起きる、咳止めを飲む。ネットを見たりブログを書いたり
3時半頃、眠る
4時半、下腹部痛で起きる


上記の計算だと、眠れたのは合計3時間。
寝不足で辛いとか苦しいことはないが、後から精神面で何かしら悪影響があるかもしれない。


痛み止めに使っている「ボルタレン坐薬50mg」は、在宅で自分で使える範疇で言えば「最強の鎮痛解熱剤」だろう。
ただし癌性疼痛における医療麻薬系の痛み止めを抜かすと、だ。


ボルタレン坐薬は1日2回までと調剤薬局の薬剤師から説明を受けたから、きっちり守った。
昨日は午前1時20分と14時に使用。
通常飲んでいる関節リウマチの痛み止めセレコックスは抜いていた。
14時が坐薬の最後の使用時間だから、寝る前にセレコックスを追加しようと考えていたが、辞めた。胃痛があったからである。


私の父は、晩年酷く背部痛、腰痛に悩まされていた。
空いているかかりつけの病院で「背部筋肉痛」と診断された。
もっと早くに気づけば良かったが、ボルタレン坐薬50mgを1日3回、ロキソニン1日3回使用していた。胃薬は処方されていなかった。とんでもない処方である。


ある日父が「うんこしたら血が出た」と言った。
私は血の色が鮮やかな赤か、黒っぽい赤か聞いたら「鮮やかだ」と言ったので、痔の可能性は否定できないものの、病院受診を勧めた。
胃の付近で出血したら、直腸に到達するまでに血液の色は濃く黒っぽくなる。
直腸に近い異常ほど、血は綺麗な真っ赤になる。
父から受診後「痔と言われた」と報告を受け、安心した。


その日の夜「便を漏らした、着替えを持ってきてくれ」と訴えたが母は持っていかなかったので、私が持って行った。
父が着替えるため立ち上がったらフラフラして、顔色が悪い。
「トイレに行く、トイレ、トイレ…」と言いながら、犬のケージに寄りかかり膝をついた。
2階にいる夫を大声で呼んだ。
母は「やめて、大事にしないで」などと言ったが、夫が駆け降りてくると同時にうつ伏せに倒れた。
殿部の下着から、採血で見るような色の血が大量に流れ出ていた。鮮血ではなかった。
救急車で運ばれ、採血し、輸血開始。
翌日検査をしたところ「十二指腸潰瘍」で穴が空いていた。
その時は手術でことなきを得たが、精密検査で「多発性骨髄腫」が見つかり、3ヶ月後亡くなった。


鎮痛剤は、消化管に負担がかかる。
老人病院に勤めていた時、胃薬の処方無しでロキソニンを飲み続け、胃潰瘍で消化器の病院に搬送される高齢者を見ている。
気づかない看護師も悪ければ、胃薬を処方しない医師はもっと悪い。ロキソニン処方の時点で、指示を受ける看護師は医師に胃薬の処方を言わなければならない。


私は「タケキャブ」という長時間作用型の胃薬を飲んでいる。
関節リウマチの痛み止めのセレコックスを飲んでいるからだ。
リウマチ科に「セレコックスを飲まない方がいいですか?」と確認するまでもない。
痛みを体感するのは自分なので、そもそも痛くなければ飲まなくて良い薬だから、事後報告で良い。
関節リウマチは検査結果から、今寛解しているとハッキリ言われている。
だが処方は変わっていなかった。


坐薬を使い始めたのが5日の夜。昨日は8日だから4日間しか使っていない。
しかもタケキャブを飲んでいる。
だが私もみかんも、父の事例を目の当たりにしているので、過敏になっていた。
胃の痛みが、何によるものかわからなかったので、坐薬を使うのを控えた。ただ、腰が痛いので、朝の薬はセレコックスを飲もうと決めていた。
父は数ヶ月単位で強力な鎮痛剤を、胃薬無しで使用しての結果だから、比べるまでもないが、薬の効果は人それぞれだ。
気にしなくて良いとも言い切れない。


坐薬を止めたらやはり腰はかなり痛い。
4時半下腹部痛があった時「ん?」と思ったが、4日ぶりに通常量の排便がついて、腹痛は落ち着いた。
腹痛の原因が便秘だとしたら、咳止めのリン酸コデインを辞めなければならない。
リン酸コデインは、下痢止めでもある。
だが、咳をすると単純に激痛が走るだけでなく、骨粗鬆症の人には咳やくしゃみは骨折の原因になる。
私の場合
【激しい腰痛→ボルタレン坐薬→咳→激しい腰痛→リン酸コデイン→便秘→排便時怒責する→激しい腰痛→ボルタレン坐薬…】
という、負のループを4日間繰り返した。
幸い、少しずつ腰痛は軽減してきてはいた。だが坐薬ありきでの話だ。
毎日頓服で出してもらった下剤を飲んでいたが、便が少しずつ硬いものしか出なかった。
力めば腰に激痛だ。
それでも4時半に排便したので、下腹部痛も解消した。


今朝、胃痛の余韻みたいなものが残っているので、定期薬のタケキャブを飲み、様子を見ている段階。怖くて坐薬は使えない。当然、腰は痛い。また寝返りが打てなくなった。


胃痛が悪化するようならリウマチ科に電話して、予約を取るしかないがタイムロスがあり、すぐ診てくれない。
整形で胃薬の追加をもらうのはどうか?
不幸にもとんでもなく雪が降り、しかも夫も仕事が山積で受診介助を頼めない。


とりあえず排便はした。タケキャブも飲んだ。
今日明日消化管に異常が出るとは考えにくいが負担がかかることは必然なので、坐薬も痛み止めも使いたくない。
それとも痛みのストレスで胃痛がするのだろうか。
わからない。


今の私にできることは「安静」のみである。
トマトカレーは簡単だから、腰痛バンドをして作る。
明日からの食事の支度は、家族と相談する。

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