身体と心の声を聞きながら暮らす

双極症の確定診断がつきました

呪縛

ネットニュースの記事で、松山千春さんの話が載っていた。
以下、スマートニュースから引用。


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松山は「(高校)受験する前にですね。2、3カ月前かな、うちの母さん、ミヨちゃんがね、学校から呼ばれましてね。そして担任の先生から『松山くんは勉強の方では大丈夫です。必ず受かると思います。問題は普段の素行です』。これ言われてさ、うちのおっかがさ、帰ってきてから『千春! おまえ、何やったの、学校で』」と詰問されたという。

「バーカ、何もしてないって。俺、普通にやってるだけだ」と反論する松山に対し、ミヨさんは「じゃあ、なんで先生にあんなこと言われなきゃなんないのさ。おまえ、落ちるかもしんないよ。おまえ、駄目だわ」と立て続けに言われたという。松山は「参ったなぁ。高校、大学を受験される方にはね、『駄目だわ』とか『落ちるわ』だとかな、絶対使ってはいけない言葉なのにな、それの連呼だもん。あったま来たね、母さんね」と苦笑していた。

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あの気の強い、聡明な松山千春ですら69歳になってなお、高校時代に母親から傷つけられた言葉が忘れられないでいる。

人というものは、そういうものなのだ。

私がどれほど過去を憂いだところで、どうにもならない。

「仕方がない」

無理矢理にでもそう思うしかない。