身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

早めの抗体治療とビール

昨夜前ブログを書き終わり、トイレに行った。
その後息切れ発生。サーチ(酸素飽和度)91%。
シムビコート吸入、プレドニン内服。リン酸コデインが無いので、残薬からメジコンを見つけ出し内服。
その後息切れが続き、2〜4時まで睡眠。
息切れ、咳はおさまった。


4時半に定期薬内服、朝食。りんご1個、お餅2個にしるこの元をかけて食べる。
少し息切れがして、シムビコート吸入とプレドニン10mg内服。


7時、夫と娘のみかんが起きてくる。
「酷い咳だったよ、夜中」
2人とも言う。
自覚がない。ただゼイゼイぎゅーぎゅーはいっている。
咳をしたら腰が痛くて起きていたのに、痛みが随分和らいだから目覚めなかったのか。


9時、病院に電話。受診許可がおりる。
夫の送りで呼吸器科受診。
急に診察を入れたので、時間がかかった。
夫は車の中で仕事をしていた。


3時間待って診察。
「抗体治療、3週間しか持たないね」
「はい、副腎機能はどうですか?」
「低いね。でも不全までは行っていないから。プレドニンがやめられたらいいけど」
「…息切れがして、サーチが91%になると、死がよぎるんですよ。ああ、私の命は長くないなと思うんですよ。だからプレドニン飲んじゃうんですよ」
「いや、判断は間違えていないよ」
プレドニンをいつ飲んだか、熱、血圧、サーチなど書いた紙は医師に渡してある。医師はそれをチラと見て言った。
「今日、抗体治療しよう。今週は受診はもういいよ」
「わかりました。ありがとうございます」


処置室へ呼ばれる。杖をつきながら、へこへこ歩く。
左上腕にテゼスパイアを打つ。痛い。


会計を待った。
テレビ画面に、女性社員が颯爽と働くCMが流れた。
会社前で無駄にジャンプして、スチャッと着地したら「よし!」と言って駆け出す。
「紋切り型なCMだな」
こんなことする社会人などいない。わかっているが、ジャンプして走っている様を見て、悲しくなる。


夫が
「今日はご飯支度しなくていいよ」
と言ってくれた。
薬局で処方箋を出すと、夫が取りに来ると言って、夫に車で家まで送ってもらう。
「ありがとうね、すみません」
「なんもなんも」


10階でエレベーターを降りると、杖をつきながら、へこへこ11階まで階段を登る。
ハアハアと息が切れる。腰が痛い。そう、まだ腰は治っていない。全治3ヶ月だ。
まだ11日しか経っていない。


帰宅。猫がゴロゴロ言う。
「ああ、ご飯ね、ちょっと待って」
杖を洗って除菌シートで拭き、手を洗う。
猫に餌をあげるためにしゃがむ。皿にウエットタイプの餌を絞り出す。
猫はガツガツ食べ始めた。
杖を軸に力を込めて立ち上がる。腰が痛いが踏ん張る。


迷わず冷蔵庫に向かい、キムチ、塩辛、アサヒ大生350ml2缶を出す。
カキッと缶のタブを開き、グビグビと飲む。
キムチと塩辛をガバガバ食べる。塩辛は瓶の半分いった。
だが、ここは自制が効いて、食べるのをやめた。
普段薄口なのに、こんなにしょっぱいものばかり食べて、良いわけがない。
ビールは2本飲み干した。
もし冷蔵庫にあったら、まだ飲んでいたと思う。


もう14時30なのに。
睡眠薬を飲んだ。


やり切れない、やり切れない、やり切れない。


誰とも何も比較しない。
息が苦しかったから、夫の仕事に迷惑をかけて、受診した。
いくら抗体治療をしたとて、今日の今日だ。
ビールを飲むって、空き缶を見たら家族は怒る。


「誰か、誰か…」


ああ、今日の夕方母の人工股関節の手術だ。
今後どうしよう。
下手にリハビリして、中途半端に動けるようになって、サ高住に戻って、転んで、また手術するのか?
本人は今の施設に戻りたい。
私は特養に入って欲しい。


地域活動支援センター…
一旦ステイ。
喘息が落ち着かないことには、訪問看護を申し込んでも、入院になるかもしれないし。
呼吸状態は不安定なままだ。


何もかも持て余す。
手に負えないなら、何かを手放すしかない。
母のことはまだ時間があるし、どこまで身体が回復するかわからない。
今考える必要はない。無駄。


自分のことも考えたくない。
寝る。

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