身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

叔母の入院の世話で、疲れ果てる

朝7時に起き、支度をして夫と8時半に家を出た。
叔母の家に行き、こちらで用意したものと向こうが用意したものを擦り合わせた。


9時15分に叔母の家に着いたが、荷物をバッグに入れていず焦った。


叔母が用意したものはシャツとパンツと爪切りだけ。
化粧水はなかった。
携帯電話と充電器を持つように言った。


こちらからは洗面道具一式、おそらくしばらくシャワーに入れないだろうから、いらないとは思うけれど、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディタオルも入れておいた。
母が使わなかった新品のバスタオルとタオル2枚、タオル地のハンカチ3枚、文房具一式(ボールペン、シャープペン、はさみ、ホチキス、メモ帳、マジック、レポート用紙)、置き時計、上靴、新しいももひき2本(叔母がいると言った)、ティッシュ、ウエットティッシュ、割り箸20膳、こんなところか。
文房具は私は意外に使ったので。


あまり急かしたくないが、10時までに病院に入らなければいけないから、着替えを手伝った。ガリガリに痩せているのに足が浮腫んでいる。
荷物を車に積み、叔母を車に乗せ、両方の隣の家に「入院するので回覧板は入れないでください」と声をかけた。
新聞は止めたか問うと「止めていない」と言う。
これは仕方がない。私が電話しておくと言った。


病院に着いたら車椅子を持ってきて叔母を乗せて、手続きをした。
身元保養人が2人必要だが、私は無職だが良いか問うと「1人働いている方がいれば良い」とのことで、夫の名前も書いてもらった。
面会は土曜日は13〜20時で、20分間。叔母に
「毎週土曜日洗濯物を取りに来るから」
と言った。


看護師が玄関に迎えにきたが、ここでお別れだと言う。
医師の説明は?と聞くと
「後ほどお電話します」
と言う。
「後ほどっていつですか?明日ですか?」
「今日ですが何時になるかわからないので、一旦帰ってください」
と言われた。
いよいよ車を運転するのか、嫌だなと思い、叔母に別れを告げた。
車で帰宅途中、電話が来た。
「11時半から説明できます」
なんだいと思い、夫に戻ってもらった。


医師より関係性を聞かれ、めいと夫と名乗った。
「いつなったかわからないですが、心筋梗塞の痕があります。ただ、痛みがなかったようなので、それは大したことはなく済んだようですが」
「はあ」
「心臓と肺に水が溜まって心筋症になっており、普通の1/3しか心臓が動いていない。日常生活に支障があったはず。脈も早く不整脈もある。楽観視はできない。昨日入院して欲しかったが、携帯電話を持ってきていないから、身内に連絡できないと言うので、やむおえず許可を出した」
とのこと。叔母は携帯電話を持ち歩かず、ほぼ固定電話化している。
「まず利尿剤で水を抜きます。その後カテーテルアブレーション(心臓の筋肉を一部焼く)をして、不整脈を修正します」
とのこと。
「入院期間は?」
「わかりません」


まあ、こんな感じの説明を受けた。
叔母には会えなかった。
おそらくバルンカテーテル(おしっこの管)が入り、動けないでいるだろう。
テレビと冷蔵庫は受付で「使用する」にチェックしたから見られると思うが、水分制限になると思う。だからあえて飲み物用のコップを持って行かなかった。
病院でメモリのついた水分用のカップをもらうはずだ。
とはいえ足りないものはないか、帰宅してから電話しようとしたが、へとへとになってしまった。
あまり食べたくないが蕎麦とりんごを食べ、ベッドに横になり、16時まで眠ってしまった。
夕食はハナから作れないと2人に言ってある。


親戚(うるさいので)に電話かメッセージを送ろうとしたが、叔母の意向を聞いていない。
意識が混濁でもしたら言えるが、まず明日叔母に確認してからにしようと思った。
あとは「介護保険」が頭をよぎった。
もう買い物に行けないだろう。
まあ、体調の回復の程度で、考えるのを後回しにした。


ブルーミーの花が届いていたので、生けた。


夫が例によってマグロとホタテの刺身を買ってきた。大根の煮物も買ってきていた。
食べたら21時には寝た。
夜間中途覚醒したので、花の写真をブログにアップした。
1時間ほどネットを見て眠り、3時に起きたので、空腹時の薬を飲んだ。
この薬は前後30分以上ものを食べてはいけない薬だから、いつも2〜3時に飲む。
ということで、今になった。


実は眠る前、少しYouTubeを観た。
今年から法律が変わり、馬力のないA型作業所は倒産するとのこと。
A型作業所は行政が金を出すが、もちろん仕事で利益も上げなければならない。
ところが現状では80%が赤字で行政のお金頼りとのこと。
つまり利用者の人数分のお金が行政から会社に入っており、地域の最低賃金を保障しなければならない。


すごく迷った。
花屋かITを一から教えてくれるところの方が良いのではないかと悩んだが、みかんが
「まだ歩けない。うちから5分のところに1年通って行動範囲を広げて、1人で電車に乗って映画を観に行ったり、デパ地下に行ったりできるようになるまで実績を作ろう。それに今日叔母さんの入院で3時間も寝るほど疲れたんでしょ?リハビリが必要だよ」
と言った。
前日だったか忘れたが、同じことは考えていたので、言う通りにしようと思った。
夫は「そうだそうだ」である。
しかし叔母の世話は母の時より疲れた。


もう4時か。まだ暗い。
ゴミ捨てをしようと思う。
ゴミの軽い方を一つ持って捨てて、少し散歩をしよう。

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