身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

プロット訓練(3)

初見の人のために改めて書くが、今読んでいる本「物語の作り方入門 7つのレッスン」での課題で、好きな本、漫画、ドラマ、映画を100個リストアップした。
その課題が次。
【テンプレート】
① その作品は「主人公が◯◯する話」のように一言で言うとどうなるか?
② ①の文章に、「いつ」「どこで」「誰と」「何を」「どのように」という項目を補うとどうなるか?
③ その作品のどんなところが好きか?


昨日はブログの引っ越し作業で休んだ。
物語は6つまで書いた。
7番目から書く。


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7、若草物語
① メグ、ジョー、ベス、エイミーの4人姉妹の日常を描いた物語。


② 19世紀後半、アメリカが舞台。父が何北戦争へ行き、母と共に生活をしていく中で、自らの欠点に目を向け、克服する一年を描いている。
16歳のメグは虚栄心、15歳のジョーは激しい性格、女らしくないこと、13歳のベスは極度の内気さ、対人恐怖、12歳のエイミーは見栄っ張り、わがままである。


③ 山場はベスが猩紅熱(しょうこうねつ)にかかり、他の姉妹が自分のすべきことを自覚して行動するところだと思う。私はジョーが好きだった。短期でカッとなりやすい性格が自分に似ていると思った。
私が読んだ本では、ベスは他の姉妹の看病により、回復することになっていたが、ネットで検索したところ、猩紅熱では死なないが、以降虚弱になり、将来早逝するようである。
ジョーは、遊びも仕事も態度も男の子のようにやりたいという考えを持つ。時代的に女性には良妻賢母が求められたであろうに、作者がジョーを描いたのはいささか驚きだ。
私が読んだのは、どうやら第一部だけで、小学生の時に読んでいる。今回調べた結果、第二部があることを知った。姉妹のその後が描かれており、かなり読みたい衝動に駆られている。


8、ロビンソン・クルーソー


① 私が記憶していたのは、船旅をしていたロビンソンが遭難し、無人島にたどり着いた。生きていくために、自分の知識を生かし、一から開拓して食料を得て、28年間を1人で暮らし、何かのきっかけで、無人島を脱出し、故郷へ帰り、隣人の助けを得て、暮らしを確立する。


② 18世紀、無人島でロビンソンが船旅で難破し、無人島に辿り着き、なんとか生き延びようとする。最初こそ途方に暮れていたが、座礁戦を見つけ、そこから生活物資を持っていき、無人島での生活を確立していく。
この本も、父がお土産に買ってきたが、男の子の読む本という認識があって、しばらく放置していた。半年後、長期休みの時に気まぐれでページをめくって読んでみたら、非常に面白かった。


③ 島を探索中に、自然のメロンが生えている地帯を見つけて、美味しそうにたべているところ。
小麦を育て、初めてパンもどきを焼いて、喜んで食べているところ。


9、インディジョーンズ 最後の聖戦


① インディジョーンズシリーズで最も面白かったので選んだ。
父から託された手帳に書かれた地図や言葉を解読し、伝説の聖杯を探しに旅に行く。


② 1989年の作品。ベネチアへ向かう。ナチスも聖杯を狙っている。インディは父親から託された聖杯に関する手帳を持っている。父親はナチスに誘拐されるが途中で遭遇し、助ける。とうとう聖杯のある洞窟に辿り着き、先に到着していたナチスが部下を洞窟に入らせるが、失敗する。インディーと父親と仲間はナチスに見つかり、インディーに聖杯のある洞窟に入るよう命令する。嫌だと言ったら父親の横腹を銃で打った。父親を助けるためには聖杯にくんだ水を傷にかけて治すしか方法がないので、洞窟に入る。難関を突破し、先にナチスの上官がたくさんあるグラスの中から綺麗なものを選んで、水を汲み飲んだところ、急速に年老いて朽ち果てる。インディーが選んだ聖杯は木製のもので、それが当たり。水を汲み父親の傷に水をかけ、命を救う。
ナチスが聖杯を外に持ち出そうとしたら、洞窟の建物が崩れ始め、地割れしたところに聖杯が落ちる。インディーたちを裏切ったナチスサイドの女性が、インディーの制止を無視して聖杯に手を伸ばし、地の底に落ちそうになる。途中で岩に捕まりインディーは助けようとするが、女性は落ちてしまう。今度はインディーがあと少しで聖杯に届きそうな場所に落ちて「あと少しだ」と手を伸ばすが、父親に止められ助け出されて映画は終わる。


③ 父親役のショーン・コネリーが、ナチスが飛行機で銃撃してきたところを、傘を広げながらたくさんの鳥を飛ばして敵の飛行機を落とした場面が痛快だった。


インディーが洞窟に潜り、最初の難関で、「ひざまずけ」の言葉を想像し、かがむ。すると縦と横に発動する丸いチェーンソーをかわし、通り抜けることに成功。次に神の言葉に従って歩み進まなければいけない。足を載せる岩には文字が書いてある。「エホバ」という文字を辿らなければならないが、一度落ちかける。綴りはラテン語でなければならず、インディーは解読し、歩み進めた。
最後の試練は遠く離れた入り口に辿り着かなければならない。思い切って足を進めると、岩と同じ模様で見えなかった橋があり、渡ることができた。
言葉を手帳に書いてある通りにしたがって難問を解くところが面白かった。


父親はインディーを「ジュニア」と呼んでいた。「その呼び方はやめてください」とインディーは言うが、父親は、ずっとジュニアと呼び続ける。
最後にインディーが聖杯を取るために手を伸ばした時、父親が「インディアナ、インディアナ」と声をかける。「それは放っておけ」と言う父の言葉に従い、インディーは地上に出て、最後友人たちと4人で馬で駆け出し、映画は終わる。


私は看護師になり一年目の時友人とインディージョーンズを見に行った。
映画を見終わった時「こんな面白い映画、初めて見た」と思った。
以後、ハリソン・フォードとショーン・コネリーのファンになった。


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今日も夜中から作業をした。はっきり覚えていない詳細はネットで検索したが、基本自分の記憶を頼りに書いた。
インディージョーンズは、どこが面白かったかと聞かれても、「全部」としか言いようが無い。
時間ができたら配信を買って見たい。


ちなみに病気になる前、ラスト作品となるインディージョーンズを見に行った。
ハリソン・フォードが老体に鞭打ってアクションを展開する場面は「大丈夫だろうか」と不安になった。ショーン・コネリーが亡くなった時もショックだったが、ハリソン・フォードが亡くなったら、多分泣く。


以上、今日の課題は終了。疲れる。

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