書くことで…
病院から帰宅してすぐに吸入をして、プレドニンを3錠飲んだ。
息切れが激しい。ゼイゼイヒューヒューする。
呼吸器科の医師が「どうして抗体治療が効かないんだ」と両手で頭を抱えた。
喘息の薬が増えた。
リウマチ科に杖をついて入っていった。
医師が驚いた。
「土曜日11時間半、パソコンで資料を作ったら、今朝ぎっくり腰になって…」
「それは無茶だわ。整形で何か薬出たかい?」
「坐薬だけです」
「メチコバールを出すから。神経の炎症を緩和するから」
11時間半、腰の痛みに耐えながら、頑張って資料を作っても、誰も褒めてくれない。
生まれてから褒められたことがない。
頑張れば褒められるはず…そう、私は誰かに褒めてもらいたい。
努力を認めてもらいたい。
中学生では英語は90点以下をとったことがない。
高校の時、国語で学年一位になった。
その時私は押入れで勉強していた。
でも、頑張っても頑張っても、皆んな私を裏切る。
母も、夫も。
みかんは私が病院受診している間に、大河ドラマを4話観てくれていた。
「ママ、百合子全部観たよ。一緒に最新話観よう」
咳がひどいが、元気になってきている。
久しぶりに財前直見を見た。
私が新人の頃アイドルだった人。
すっかり老けていた。
「かげろう日記」を書いた人として、登場した。
「私は、書くことで…」
なんと言ったか覚えていない。
だが、私も書くことで、自分を表現してきた。
慰めてきた
ブログは4回炎上している。
コメントをつける方にしてみれば、不愉快な文章だったのだろう。
そんな人が書いた本を、誰が読むだろうか。
最近オランザピンを昼飲んで調整している。
今日は1/2錠にした。
喜怒哀楽が激しいから、躁状態なんだろう。
明日、心療内科はバスと地下鉄で行ってみる。
よほど車を運転しようと思ったが、辞めた。
ああ、そうだ、医師に言われたんだった。
「調子が悪ければ自分で薬を調整しなさい。心を医師に丸投げするんじゃない」
私は、医師の言うことを聞いてきただけだ。
丸投げなどしていない。
頑張って生きてきた。
もう、頑張れない。
どうせまた誰かに裏切られる。
私には自分がないのだ。