身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

セクハラに遭って苦しい

あるグループLINEに入っていた。
男性二人、女性は私だけ。
たわいない日常の会話で随分笑った。
でも中に、わいせつなことを言う男性がいる。
最初は一般的なエッチな話で、嫌だなと思いつつ、付き合っていた。
男性が話すワイ談など、女性のことについてだ。不愉快だった。
そのうち、私は看護師なので、エッチな話が出たら、医療系に話を誘導して盛り上げた。


グループLINEができてすぐ、該当の男性が、私の体や性行為について、書き出した。
私は過去に仕事でセクハラに遭って、髪の毛がボロボロになるほど悩んだことがある。
パーマなどかけていない。
ただ、若白髪なので、染めてはいた。
そんなことになったことはなかった。


私は医師からセクハラを受けていた。
要求を受け入れないと、患者さんの指示を出してくれない。当時29歳だった。
2人きりになると、卑猥なことを言ったり、体に触れてきた。
待ち伏せされたこともある。
老人病院でのことだ。
老人病院に来る医師は、普通の病院を定年退職して年をとった医師か、箸にも棒にものらない使い物にならない医師かのどちらかだ。
私の場合、後者だった。
上司に言ったが「現場を見ていないからわからない」と言う。
老人病院は医師が不足する。
看護師10人より、医師1人の方が価値がある。
だからみんな見て見ぬ振りをした。


両親はブルーカラーで、父は道路清掃と除雪、母は生鮮工場で働いていた。
先生様に物申せる人間じゃない。
夫は当時帰宅が遅い。【修正】
助けてくれる人はいず、惨めな気持ちで退職した。


そのことをグループLINEで説明した上で
「軽いジョーク程度のエッチな話には付き合うが、私の体について言わないで」
と頼んだ。
該当の男性は
「私はここで必要とされていないので、出て行きます」
と言った。
私ともう1人の男性は止めた。それで該当の男性は思いとどまった。


クリスマスイブの日、ビールを飲みながら夫とM-1を見ていた。
LINEが来たので見た。
該当の男性だ。
「メリークリスマス」など、軽い挨拶を交わした。
彼は独身で、気の毒な過去を抱えている。
うつ病、強迫性障害、アルコール依存症だ。
もう1人の男性は入ってこなかった。


唐突に「にゃー、変なこと聞いていい?」と聞いてきた。
何も考えず「いいよ、何?」と聞いた。
「あそこの毛、剃ってる?」と聞いた、
私はほろ酔いだった。素直に「していない」と答えてしまったがハッとして
「クリスマスイブに何てこと言うの。じゃあね、バイバイ」と返事して強制終了した。


翌朝非常に不快な気分で目覚めた。
私は男性のそう言う話をうまくかわせる女ではない。
素直に答えるか、その場の雰囲気を壊すほど怒るかである。
一度目は激怒した。
今回は素直に答えた。
これがいけなかった。
「ご想像にお任せします」と返せば良かった。
手入れしていようがいまいが、想像しているに違いないと思った。
とても気持ち悪かったのと、過去の医師から受けたセクハラを思い出して苦しくなった。


整形外科にかからなければならなかった。
精神安定剤を飲んで、受診した。
足を骨折しているので、靴下を脱いでレントゲンを撮った。
丸椅子に座り、靴下を履こうとして、横に転んだ。
幸いどこも強打はしていなかった。


家に帰って睡眠薬を飲んで寝ることにした。
寝ればリセットできると思った。
でも無理だった。
気持ち悪い。過去が蘇る。


昨日も気持ち悪かった。
コメントくださっている方とやり取りをして自分の心に整理をつけ、グループLINEで事情を説明し、退会した。
コメントをくださる女性の方も、娘も「気持ち悪い」「犯罪だ」と言ってくれた。


一応もう1人の男性にメールして詫びた。
「前みたいな際どいやつじゃなかったじゃん」
と返事が来た。


男性にはたわいないことなのだろうか?
私は料理も洗濯もできず、ベッドに篭りきりになる程悩んだ。
今もベッドの中でiPadでブログを打っている。


会社で、女子社員に「あそこの毛の処理している?」と聞けるだろうか?
その男性はずっと自営業だ。
病気ゆえに奥さんを振り回してしまい、バツ2である。
会社員をしたことがないから、ここまではOKという領域がわからないのだろうか。


今日は、その話をされてから4日目だ。
まだ辛い。辛くてたまらない。
だからBLEACHも真剣に取り組めなかったのもある。
私の心の傷をどうしてくれる?
その男性はアルコール依存症だから、酒が切れると鬱状態になり、仕事中よく「死にたい」とLINEに書き込んでいた。
自殺するだろうか?
私が悪いだろうか?


私は今も苦しい。辛い。
男性は「悪気はなかった」「冗談だった」と言い訳するだろう。
男性にとっては軽いジョークなのだ。
私にとってはトラウマを思い出し、起き上がれないほど苦しむ言葉なのに。

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