身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

憤まんやるかたない

私は元看護師。
些細なミスも許されない仕事をしてきた。
途中で看護師長になった。
部下の責任は報告書を書かせて、最後に私もどうしたらミスが防げたかを書かなければいけない。
看護部に提出したら「こんなことでは済まない」と突き返された。
何件も。
娘が小さいのに、22時も23時になっても仕事が終わらない。
それでも管理職手当をもらっている重みがある。


医療従事者も人間だからミスをする。
してしまったことはどうしようもない。
あとは、どう責任を取るかである。


看護師は患者さんに直接処置を施す。注射をする。間違えられない。
テレビで問題になるようなことも起こりうる。
厚顔無恥な人は案外長続きするが、私は誠実であろうとするから疲弊して精神を病む。
だが私には私の正義がある。


もはや看護師には戻れない。
年寄りの戯言か。

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