身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

苦しい記事

「思春期の娘にブラジャーを買わないのは毒親か?」
というサムネを見た。
この時点で読まなければ良かったのに、記事を開いてしまった。
私と同じだった。


母は昭和10年生まれ。
当時は入浴は週一が当たり前だったのか?
なのでお風呂に入れてもらえない私は、親が寝てから台所で髪を洗い、身体を拭いていた。


体育の時体操着に着替えるだろう。
中学生は3年間、ブラジャーをしていない。
高校生になって、いとこのお下がりを2枚、もらって渡してきた。
サイズが合わないけれど、痩せていたので窮屈ではなかった。


中学生の時に嘲笑されてきたことは、いまだに忘れられず苦しい。
ちょうど昨夜も母の夢を見て目覚めた。
起きている家族に夢の内容を伝えるが、取り合ってくれない。
日常茶飯事だからだ。
今も目覚めた時、母がいないか探す。


生理用品が買えない時期があった。
母が借金して、押し入れ生活していた時だ。
毎日百円しかくれないのに買えるわけがない。
うちはトイレットペーパーではなく、四角いいわゆる「チリ紙」だった。
それをたくさん持ってきて折り曲げて、授業が終わると毎時間トイレで交換した。


苦しい苦しい苦しい。
カウンセラーさんに「毒親関連の本は見ないように」と言われている。
でも日常生活にトリガーなどゴロゴロ転がっている。


母が死んだとて、呪縛は残るのだろう。

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