身体と心の声を聞きながら暮らす

持病はありますが、穏やかに暮らしたいと思います。

じりつと協力

ネットから引用した


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「じりつ」には「自立」と「自律」があり、それぞれ意味は異なります。「自立」は自分の足で立てる状態のことで、1人で仕事をこなせる、経済的に独り立ちしている状況などを指します。一方、「自律」とは、自分の意志を持ち、自らをコントロールしながら、目的や意義を考えて行動に移せる状態を指します。


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では協力とは?


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一つの目的や目標に向かって、力を合わせて行動することを意味する言葉です。


また、スポーツやゲームなどで、チームとして協力して勝利を目指すということも可能です。


「協力」は、自分の役割や責任を果たすことが大切で、共通の目的や目標があって実施されます。


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我が家の自立と協力は「経済面」だろう。
そこは一致している、というか将来のことを毎日話して、夫を「洗脳」している。
夫はお金に関しては、結婚してから今までずっと脳内お花畑だ。
信じられないほど経済的な危機管理能力が欠落している。


小学生の時、IQ検査をしたら、義母と先生の三者面談で「学年一位」だったと告げられたそうだ。
夫はまったく言わないが、義母がことあるごとに「うちのにいちゃんは…」と自慢したものだ。
「まぐれじゃないか?」と思う。
大学は中の中レベルの私立大学。国立大学ではない。
また、本人に上を目指す野心が全くない。
家庭を持っても、いつまでもお母さんに車のお金を出してもらい、下着の新しいものを買ってもらって喜んで着ていた。
みかんを義母に丸投げして、パチンコに興じた。
加えて借金。
尻拭いは周囲の人間。
10年隠して、4年隠して、1年隠して。
義母も随分長い間、子離れをしなかった。
借金すれば私のせいにされた。
「はあ?」である。


4回の借金のうち、2回は義母は知らない。
話したら発狂すると思う。
自己破産中も含め、弟のキャッシュカードで4社から借りていた。
それでいて、ボーナスで冷蔵庫や食器棚を新調している。
もちろん私が知っていたら、こんなものは買わない。
ただ、家電を買ってもお金は残るはずなのに、ないと言う。
私は夫に金銭管理を丸投げしていた。元凶だ。


最初の「10年の嘘」で、私はうつ病を発症した。
夫の嘘はトリガーだ。生い立ちを考えると、いつかどこかで精神が破綻していたと思う。
ここから私は金銭管理ができなくなった。
元々お互いの給料から生活費を分担して出し合っていたから、その癖もあった。
私が稼げなくなった以上、夫の給与は今まで通りの管理となったまでだ。


「今度から私がお金の管理をするよ」
と言っても、
「誰に知恵をつけられたのさ」
と、頑なに給料を私に預けようとしなかった。
3年前までは、母の年金も管理し出した。
私は時々激しく苦しくなり、それどころではなかった。


ある日カウンセラーさんに「お金の管理をしてください」と言われた。
家計簿アプリがあって助かった。
私は私と夫と母のお金の出納がわかるようにアプリと銀行口座を同期した。
それで事実を突きつけられた。
まともじゃない。
リボ払いをしていたので、元金はまるで減っていなかった。
自己破産前も足して4年、274万円を隠し通した。
理解できなかった。
なぜ私に言えない?私が怖いのか?いつまでそうしているつもりだったか?
ここで借金の返済方法を考えたのは私だ。


毎月11万円支払いを4年続けて、借金は減らず、焼け石に水なことを理解できない。
おかしい。何かが欠落している。
IQの高い人のやることじゃない。


その一年後、19万円の借金が見つかる。
3年前に言えなかったと言う。
この時本気で離婚を考えた。
わずか19万円で、爆発した。
ちょうど退職したばかりだったので、扶養を夫に戻していなかった。
障害者グループホームを検討した。
だが踏み切れなかった。
一つは打算。
夫が死んで遺族年金がどうなるかわからなかった。
後に夫が死んだらいくばくかもらえるようだが、手続きが面倒だ。
それと死亡保険金。
受取人は私だが、死亡保証を無くされることを懸念した。
私はそこまでお人よしじゃない。
夫に先立たれたら、保険金はいただく。


二つ目は「情」
嘘をつく以外は、いい夫だと思う。
迷惑も随分かけたし、暴れたりもした。
狂った私を見捨てなかった。
嫌いになれなかった。


それで現在に至る。


じりつの話に戻る。
自律…これは私はしていると思う。やや共依存ぽいところはあるが、家庭を保つためには致し方ない。
自立…できていない。身体も心もボロボロで、まだ立ち上がれない。唯一障害年金だけが、支えだ。A型就労まで辿り着いていない。
ただ、障害年金の申請は、書類面は私一人でやった。社労士は入れていない。
ズタズタに心を引き裂かれても、書くことは書いた。手続きに行く労力は夫に頼んだかもしれない。


協力…しているのか?
これもやはり経済的なことだ。
夫はなんとかなると思っている。実家を手に入れようとしている。
義母は83歳。夫が65歳になるまであと5年。
弟からぶんどることはできない。
きちんと然るべき専門家に査定してもらって、きっちり財産を半分にして、弟にお金を渡さなければいけない。
夫の弟は穏やかだが、それにつけこむようなことはできない。
私はいっそ家を処分して、きっちり財産を半分にしてほしい。
義両親からもらったお金はチャラにしても良いと思う。


自律を考えた時、母に長い間従っていた自分が存在し、あやふやなところはあるが、今はじめの一歩を踏み出した。ただ、身体が言うことを聞かない。故に自立もしていない。
協力は、家事を手伝ってもらうとか、受診の送迎をしてもらうとか、そういうことじゃない。
2人で同じ目標に向かっているかどうかだ。


今、いろいろな意味でリハビリ中だ。
私はゼロ100なところがあるから、さじ加減が難しい。
自分の体力は、想像以上に衰えている。
同年代と比べて普通ではない。


目標はA型就労から障害者枠の在宅ワークにもっていく。
最初はいきなり在宅ワークをしようとした。
だがこれもリハビリが必要だ。
つまり、一旦パソコンをしっかりやり直して、早くキーボードが打てるようにならなければならない。
それで短期目標を下げた。
Macを長年使ってきたので、微妙にキーボードの配置が違うし、私にしてみたらMacの方が扱いやすくなってしまった。
一年で良い。Windowsを操れるようになりたい。


A型事業所に通うには、歩けなければならない。
人間が当たり前にできることが私にはできない。
だからリハビリをする。
もう失敗したくない。


夫は家事も受診介助もしてくれる。
だがそれは本当の意味の協力ではないのだろう。
夫婦で同じ方向を向かなければならない。


私は将来の生活の青写真を夫に提示する。
夫は私の肉体的フォローをする。
こういう考えでいこうと思う。

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